take a miss take
by melancholic_loser
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AYAMACHI TRAIN
改札機をくぐれば 罪悪感は消え失せます

咥えたこともないのに 喫煙所で煙たい素振り

なにもかもにもにぶいなら
電車も待たず ホームに飛び込め

なにもかもにもにぶいから
電話を捨てて 明日へ飛び込め


一旦乗り込めば むしろ快感 酔うのはお互い様

咥えさせたことを思い出して 暗闇で独りよがり

なにもかもにもにぶいなら
渋谷で乗り換え 塗りたくった道化メイク

なにもかもにもにぶいから
5万で買った悪夢で その心臓を鷲掴み


散々もみくちゃにされた後

彼女は後悔して泣いた


そして


大きな交差点を渡り切り

彼女は人混みに消えた


good bye

good bye


皮肉じゃないよ


good, good bye
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by melancholic_loser | 2005-11-30 05:38 | 愛ナキ暮ラシ
REMEM
本当は 憶えている


苦々しい恥も

彼女を傷つけた言葉も


失望の目で

僕を見た人たちの顔も


純粋な闇も

そこには僕もいることも


本当は 憶えている


だから僕は 生きているから

だから僕は それを飲み込まなくちゃ


知らん顔して 生きたままでは

死んでいるのと きっと同じだから


だから僕は それを飲むこむ

無数のトゲと針が 喉を擦れながらも

痛みと 悲しみで 涙が止まらなくても


だから僕は それを飲み込む

どうせ苦しくて 頭が変になるだろうから

誰かと あてのない約束も せずに済む


本当は 憶えている


その向こうで 君は僕を待っている

それが僕の一番 大切な約束なんだ


だから そっちへ行くよ



本当は 憶えてる


本当は


ほn
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by melancholic_loser | 2005-11-27 16:09 | 愛ナキ暮ラシ
it's the way to you
僕はあなたを 迎えに行きたいと思う

暗闇の道を

雨上がりの砂利道を

独りの道を


途中でたくさんの 人と出会った


整形手術で 綺麗になった少女

弛まぬ努力で 汚れてしまった男

見知らぬ人に 連れ去られた子供


僕はあなたを 迎えに行こうと思う

月明かりの下を

真っ直ぐ続く道を

独りの道を


途中でささやかな 歌も覚えた


空に架かった 虹のような色と

色褪せぬあの 思い出たちの匂いと

帰らぬ人へ 幸せ祈る言葉と


僕はあなたを 迎えに行きたいと思う

絶望から 始まった道を

数知れず 失ったものばかりの道を

あなたへ続く道を

いざ 今
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by melancholic_loser | 2005-11-27 04:31 |
今日の僕
今日は寒いから
ずっと家にいたいな
でも今日は休みだから
病院に行かなきゃ
ついでに風邪も見てもらおう

今日は寒いから
ずっとテレビを見ていたいな
でも午後のテレビが
水商売の馬鹿女を
褒めちぎってて吐き気がするよ

今日は寒いから
あったかくして出たいな
でも病院は近いから
すぐに診てもらって
パンでも買って早く帰ろう

今日は寒いから
風邪の子供がたくさんいる
でも子供は好きだから
たまにはこんな風に
待つのも嫌な気分じゃないな

今日は寒いから
待合室のテレビが言った
画面にはさっき見た
クソ番組が流れてる
小さい子供がたくさんいるのに

今日は寒いから
寂しい手足がひんやり痛い
優しく絵本を聞かせる母親
子供は馬鹿なテレビなんかより
絵本の魔法の行方が気になる

今日は寒いから
母親の愛と子供の無垢と
優しい絵本の強さが痛い
でもこれは 僕の好きな痛みだ
美しいものが 眩しい痛み

今日は寒いから
帰り道の風が僕を煽る
お母さんが僕にくれた
絵本と 思い出が よみがえる
どんなに大人になっても 僕はあなたの喜びの子供

僕の子供にも たくさん絵本を読んで聞かせよう
たくさん笑って たくさん話をしよう

僕も子供になって 絵本をたくさん読みたくなった
次の休みには たくさん買ってこよう

僕の子供の友達にも たくさん笑って家に呼ぼう
うちにはたくさん 絵本があるから

そしていつか そんな優しさが かけらでも
今日のテレビの 馬鹿女に届けばいい

そしていつか そんな優しさが 遥か遠い
異国で嘆く 見知らぬ友に届けばいい






考えていたら 涙が止まらなくなって 隠して
早足で 家に帰りました これが 今日の 僕です
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by melancholic_loser | 2005-11-22 17:44 |
call my name
call my name 

確かに聞こえた

ドアの向こうの

苦痛の世界に


傷つけられてもいいの、Mama

本当は抱きしめてもらいたいの、Papa

だから私をちゃんと見て


涙の枯れて ひからびた目で

希望をなくした 顔をして

ドアを閉める間際

確かに彼女はそう言った


call my name

明かりの消えた

部屋の向こうで

彼女は今日も 愛を待つ


密かに そして確実に 過ぎる時間とともに
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by melancholic_loser | 2005-11-22 15:33 | Melancho
teen age
とぎすませ

とぎすませ

あの子の傷みが何なのか


どぎすませ

とぎすませ

あなたと出会った意味がある


とぎすませ

とぎすませ

そして無心になったあと


わたしの無垢さのひと欠けを

きれいに磨いた言の葉を

濁りを含まぬ水たちを


笑って あなたに 贈りたい
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by melancholic_loser | 2005-11-18 12:41 | Melancho
onegai
大きな声で 愛が 愛が欲しいと 言う

大きな声で 人間不信だ 裏切られたと 言う

大きな声で 言うやつほど

自分のために

愛と言う 言葉を使う


大きな声で 泣くやつほど

自分のために

恋をする 愛を捨てる


ただ黙って

全てを受け止めてみせてよ

誰にも言わずに

愛する人を信じてみせてよ

心から 心を

一滴も零さずに 保ってよ


だって君は いつか 誰かの お母さんになる

だって君は いつか 誰かを 産むことができる

その強さを持ってるのだから

愛が美しいことに 甘えたりせずに

潔く 勇ましく 誇り高く 生きて欲しいのです

僕は 君に
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by melancholic_loser | 2005-11-17 22:26 | 愛ナキ暮ラシ
彼女はあれから鏡を見ない
大事なものは もう無いから

彼女はあれから鏡を見ない
なぜだか悲しい 気持ちになるの

こっちじゃ こんなに 優しく 笑うのに

向こうじゃ 枯れた 涙を 流してる

彼女はあれから鏡を見ない
落ちない化粧を 心にしたから

彼女はあれから鏡を見ない
そして窓から 遠くの月を ぼんやり眺める
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by melancholic_loser | 2005-11-17 02:11 | Melancho
Posted Sorrow
君の闇が
深みに差し掛かる夜半過ぎ

彼の国には
また一つ 吹き飛んだ地雷

すべての人には
必ず 救いがあるという

あっけなく死んだ
我が子に叫ぶ母親が

首に下げたロザリオ
背負うべき罪はどこに そして誰に


君の闇が
深みに差し掛かる夜半過ぎ

幸せの箱舟は
恵まれぬ者を置き去りに

すべての人には
必ず 救いがあるという

僕の熱が
真っ白い空に変わる頃

冷酷な配達人が
ポストに今日を放り込む
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by melancholic_loser | 2005-11-16 16:00 | Melancho
love me, or not love me
頼りなくて
つまらなくて
醜くて

それはあの子が
僕を愛さなかった 理由


頼れて
楽しくて
汚れなくて

それは彼女が
僕を愛した 理由


相性だとかはいい

運命だとかはいい


愛された僕を
素直に喜びたい

愛されなかった僕を
素直に認めたい


それもまた 僕


そうでないのもまた 僕


本当は その先だよ
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by melancholic_loser | 2005-11-15 01:04 | 愛ナキ暮ラシ